どうやら・・

今日こそは会社にいかなくちゃな。と早々と起きる。
紅茶を飲みながら熱を測るとびっくりぎょーてん。
37．8度もまだあるじゃん。
会社いけない。→電話する→おばば、むっつりとあきらかに怒っている。
しかも3連ちゃんで病欠すると診断書だし・・

しっかも雪とか降っているから外でたくないのに
今日のうちにもらってこい。と・・鬼め！

そのまま布団に逆戻り。
昼過ぎオットがドーナツ買って帰ってきた。
「ドーナツ買ってきたよ」
ってさ、そりゃアタシドーナツ好きだよ。
でもさ病人にドーナツはないんじゃない？
とかなりわがままな病人になっていたアタシ。
（もちろん心の声だけどさ）

もう、寝るのも疲れた。
が、起きる気力もなくぼんやりと壁をながめる。
もしアタシが死んだりしてもこのうちは大丈夫だな。とか
病気は嫌だね。とか
もう病気生活にあきあきして
初日、会社いかなくてラッキー。とか思っていたのに
こんなんだったらまだ、あのめんどくさくて
バカみたいなヤツらのいる会社にいって
仕事してるほうがまだましだよ。まで思ってくるから人間ってのも不思議なもんである。

あ〜〜。寝たままできる長電話をしようと心に誓っていたのに
オットはいつまでたっても仕事にもどらない。

1時間。リビングの様子をうかがいにいくと
オットはソファで寝ていた。
”だいじょうぶ？仕事もどらなくって？”
「病院いくんだろ。連れていってあげるよ」
この人けっこーヒマなのか？
タクシー呼んでいくから仕事いっていいって
と心の中で思いつつ、布団にもどる。

2時間。ちょっとうとうとしてたけどオットはでていった様子はなかった。
トイレにいくふりをして様子をうかがうと毛布までかけてオットは寝ていた。

はぁ〜〜〜？電話かけたいんですけど。
あなたがいると電話しにくいんですけど。
アタシが病気で家の中のこと、子供の世話、一切やってもらっていながらも
オットの前で堂々と長電話なんてできないじゃん。とイライラしてくる

”だいじょうぶ？さっきからもう1時間もたっちゃってるよ？”
とあくまでも心配するふりで言うと
「今日は午後から休みにしたから、もういい」だと・・

はぁぁぁ？？？？
アタシは今日は長電話だけを楽しみにしていたのにぃ〜〜〜〜！

オットはアタシのために休みをとってくれたのに
すっかり病人のアタシはイライラしてた。

それから病院連れていってもらいました。
で、わかったこと。
アタシはインフルエンザだったこと。
でももう薬は必要ないこと。

はぁぁぁ？？？
なんでアタシもオットも気がつかなかったんでしょうね。
バカだ。アタシはバカだ。
ちゃん。ちゃん。