救急車

2003年2月8日
昨日早くに寝たので爽快に目覚めたカノンちん。
起きると子供はすでに起きていて王子は
「ママ、今日はマックのハッピーセットが食べたいよ」という。
どうやらおまけのおもちゃがほしいらしい。

お昼がてら買い物にでかけた。
王子リクエストのマックを食べて、子供達はサーティーワンのアイスなんぞも食べていた。
組曲で3月のじいじ(義父)の法事にちびが着る洋服を買った。
ピンクのシャツに紺のベスト。
試着させると馬子にも衣装。とはよくいったもんだ。
怪獣みたいなチビタもちょっとはいいうちの子供みたく見える。

帰ってきて保育園にお布団カバーをかけにいく。
これは土曜日に毎週やっているんだけど
お休みの土曜日のうちにやっていかないと月曜日、いつもより早く保育園にいかないといけないのでとっても大切なことだ。

保育園に付いてきたチビタが帰る頃にグズグズいい始めた。
おんぶをしてごまかす。
眠くなっちゃったんだね。
家についてソファに横にするとコトリと寝てしまった。

1時間位して目覚めたチビタはキゲン悪く、リビングのフローリングにごろごろしながらめそめそしていた。
アタシが食事の支度の為にキッチンにたつとキッチンまでついてきて、ごろごろしていた。

なんかおかしいなあ?と思ったのは30分たった頃だった。
抱き上げると熱い。
あわてて熱を計るとすでに40度あった。

ありゃりゃ〜〜。
父が来ていて「じゃ、病院連れていったほうがいいな」と言う。
じゃあ、食事してからいこう。ということになりあわてて食事を順番にとる。
その間にチビタの様子はどんどん変わっていった。
ぐったりとしていて、朦朧としている。

救急外来をしているチビタが生まれた大学病院に電話をすると
「1時間から3時間位待つつもりで来てください」とかなりきてほしくないかんじでいわれた。
しかたないので救急センターというところで他の診てくれる病院を聞くと、あまりいきたくない大学病院を告げられた。

で、この時点でアタシは決意した。
救急車を呼ぼう。
チビタは以前40度の熱を出したときに、熱性ケイレンで意識をなくしたことがある。
そのときに救急車を呼んでもらった。
救急車で病院にいくと早い。
受診を拒否されることもない。

その後、かかりつけの医者に次にその程度の高熱がでたら救急車を呼んですぐに病院に連れていくように。といわれていたのだ。

119番に電話をして救急車を呼ぶ。
5分程で救急車が来てくれた。
心配した王子が下まで送ってくれる。というので歩けなくなっているチビタを抱えたアタシは王子に荷物を持っていってくれるように頼んだ。

マンション入り口に救急車が待っていてくれた。
「電話したものです。お願いします」といって話しをして
”じゃあね。王子”とふりむくと王子はいなかった。
カバンと一緒に・・・・
王子はカバンを持っていってしまったのだ。

しばらくすると王子がもどってきた。
で、最初に電話できてほしくないような病院でうけいれてもらえることになった。


救急車の中から仕事中のオットに連絡。
すぐに帰って追いかけるからがんばれ。のメール。
すごく心強い。
さっきまでぐったりしていたチビタもパパに電話しているのを聞いて
「誰?パパ?」と口をききはじめたりしてた。


病室に入る前にオットもかけつけてくれた。
しばらく待たされたもののけっこう早く受診できた。
検査キットがなくて確定診断はできないとのことだったのがインフルエンザとのこと。
ま、一大事にならなくてよかった。

薬をオットがもらいにいっているのを待つ車中で王子と話した。
”もう、王子ったらカバンもっていっちゃうんだもん。まいったよ。ふりかえったらもういないしさ。なんでカバン持っていっちゃったのよ”
「だってさ、僕チビタが心配で死んじゃうんじゃないかと思ってきたら涙がでてきちゃって、
ヤバイ。見られる前に家に戻ろうと思ったらカバン持っていてさ。家に入る前に気がついたから、たかちゃん(家にいたアタシの父)にママのせいにして『ママ、忘れていっちゃったよ』っていったんだよ」と言っていた。
ごめんよ。王子心配かけたね。

ホントに子供にはびっくりさせられるもんである。
しっかし、できれば月曜日は休みたくないもんだけど
朦朧としている我子を置いてまでいって仕事なんてするもんじゃないと思うし・・
と頭の痛いもんである。


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