無用心に救われた

2003年2月25日
前日からの続きです。

午前1時半すぎに家をでたカノンちん。
こんな時間にホテルにいって部屋の有無を問うのも、オンナひとりでなんだかみじめだな。と思った。
(うちのそばには歩いていけるビジネスホテルがたっくさんある)
家をでるトキに万が一を考えて車のキーは持ってでた。
最悪のときには朝まで車で寝るしかないだろう。
とにかく家にいたくなかったのだ。
オットが心配すればよいと思った。

そして、アタシにはもうひとつの考えがあった。
隣のマンションに10年以上親しくしているタケヲの家がある。
なんていっても隣だから思い立って、ふらりと子供を連れて遊びにいったりすることもある。
タケヲのうちには中学生のオトコの兄弟がいて、うちのおこちゃま達なんかとも遊んでくれたりするし。
だけど、この間いったときにチャイムをならしてもでなかったのでドアを開けたらあいたことがあった。
しかも中に入ると誰もいない。
タケヲの家なら鍵が開いているかもしれない。

とりあえず外にでて携帯に電話をいれてみる。
電話はなるけどでてくれない。
しかたない。ダメでもともといってみよう。
タケヲは夜勤かもしれないし。

家にいくとタケヲのうちのドアはかちゃりとあっさりと開いてくれた。
よかったタケヲ家が無用心で。
しかもオートロックじゃなくって感謝。

家の中にはいるとタケヲが寝ている部屋からいびきが聞こえていた。
なんだいるんじゃん。
勝手知ったる他人の家。
アタシは居間のホットカーペットで寝ようと決め手いた。
とりあえずタケヲの寝室をあけると本人はまったく気がつかず
部屋から飼い犬ハナコがでてきた。
かなり昂奮していたので(でも吠えなかった)タケヲは目をさましてくれるかな。と思っていたのにやっぱり起きない。
ま、いいか。とりあえず朝事情は説明しよう。

家の中の電気が全部消えていたのでとりあえずホットカーペットの電源をいれるために電気をつけようと思った。
すると子供部屋があいている。
そのままだと明かりがもれちゃうな。
と部屋をのぞくと子供がいる気配がない。
あれ??と思って子供部屋のほうの電気をつけると
二段ベッドの下の段に布団をかぶって一人寝ていた。
あれれ?一人しか子供がいないぞ?と思っていたら
もれた明かりで照らされた居間のホットカーペットの上に布団をひいてもう一人が寝ていた。

あちゃ〜〜〜。
そしたらアタシはどこで寝たらいいのさ。
お布団だしてもらわなくっちゃいけないじゃん。

つづく。↓

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