働くワケ

自分的には充分苦労してはいるつもりなんだけど、ムチムチってか、チューネン太
りのカノンちんでし。
アタシはこのムチムチ体型での生活に甘んじてしまっているし
今さら痩せようなんて、若いムスメのようなことをなぜか思わなくなった。これが
悟りというものか（笑）

先日、叔母のところにいってお茶しているときに
「カノは子供が二人もいて、フルタイムでバリバリ仕事もして、家のこともしたら
痩せ細っちゃうと思ったのに
太っているからたいしたもんだ」 と皮肉めいたことを言われた。
そんなことでひるむ三十路ではない。自分をチューネンと認めた、しかも子産みオ
ンナは強いのだ。

”普通はそうでしょう。人の2倍働いているんだもん。痩せ細っちゃうよねー。
だけど、アタシは幸せものだからさ、おばあちゃんや、叔母、叔父にもそうやって
いつも心配してもらっているし、
（アタシは内孫の初孫だから、みんなすごく可愛がってくれている。これは現在進
行形だね。
しかも3つまで母の実家で同居していたので、未婚だった叔母とも3歳までは一緒
にいたのだ。
そんなことがあって、姪といってもそれ以上親身になってもらっている）
それらの人々に心配かけたらいけない一心で痩せないよう。太ろう。太ろうって無
理して食べているのよ。
両親だってさ、痩せ細っているアタシを見るよりか、デブで困っているアタシのほ
うが絶対安心だと思うのよねー。”

などと説明したら、大笑いしながら 「何いってんの！」なんて言っていた。

ただ、気分的には痩せ細っているつもりではある。（爆）
子供がいて、まともに働こうと思ったら小さいことにこだわっているヒマはない。
アタシはスーパーウーマンでもなんでもないから、すぐ疲れちゃうし、すぐまいっ
ちゃうし
それを解消するには小さいことはすぐに忘れる。 につきる。

だけど本当はアタシは小さいことにものすごくこだわるタイプの人間なので
逆に家にずっといる専業主婦になると、気がふれたかと思うように 小さいことばか
りにこだわってしまう。
なんといっても、こだわる時間がたっぷりあるもんね。
これはものすごく自分にとってはつらいもんであった。自分を許してあげることが
できずに、限界まで追いつめてしまうのである。
で、結果鬱病になったという、情けないことになってしまった。

だから、アタシは別に仕事が大好きってわけでもないし （お金とか贅沢は好きだけ
どね）特にポリシーがあるわけでもないけど
ずっと仕事を続けている。家にいるのはむかないと思っている。
一般的に主婦にむかない。ってのは家事が苦手とかって思われがちだけど、それば
かりが理由ではないってもんだ。

てきとうに収入を得て、贅沢して、手抜きをして、疲れるけどこっちのほうがアタ
シ的には楽しくすごせる。
それに貯金とかしないで、考えなくお金をつかっているけど知らない間に貯まって
いるお金もあるし
これで将来子供にいい学校にいかせられたら、もっと嬉しいし、働くってのも悪い
もんでもない。

それがアタシの働く理由。
ま、オットや両親、子供達の理解と協力あってのことだから、感謝の気持ちを忘れ
ないようにしなくてはならないな。
と自らを戒めるカノンちんであった。