小さなお助けマン

朝から寝坊したカノンちんでし。

うちから駅までは徒歩8分なんですけどねー
歩くの大ッキライなんすよ。
で、ちゃりに乗っているわけなんだけど
駅前のちゃり置き場は混んでいて、アタシが駅に着く8時20分あたりには
長蛇の列ができていたり、もう満車だったりで
駅まで2分くらいの駐輪場に普通は駐輪しております。

普通に考えて時間的短縮はほとんどないに等しいわけですが
帰りに歩くのはすっごいイヤなんだな。

で、寝坊した朝なんかは時間短縮のために
駅付近まで乗っていて、いわゆる路駐になるんだけど
そこいらに置いていっていたわけです。

で、帰宅するとそこに何もなかったんですな。
アタシの勘違いかと思って、付近を捜索してみたりしたんですが
どこにもない！！

去年の9月に一度撤去されて、その時は古いちゃりだったんで
そのままシカトして、新車を購入したわけなんで
今回はシカトはできないし、オットに怒られる〜〜！ってことで
かなり凹んでチビタをむかえにいきました。

保育園からの帰り道チビタに相談いたしました。
”チビタ〜〜。実はママ、悲しいことがあってさー。困ってるんだけど・・・
帰ってきたらねー。ちゃりがなくなっていたんだよー。
どうしよう。絶対ナイショにできないし、絶対ばれるし
パパにおこられるよー！！”

と言うと、小さなお助けマンチビタは
「オレがパパに話してあげるから『ごめんなさい』っていいな」
と言ってくれました。

そうだよな。あやまるしかないよな。怒られたって。
と子供には教わることも多いなー。と思いました。

マンションのエントランスであえてインターフォンを押す。
でてきたのは、もちろんオット。
何も言わずに”ごめんなさい。本当にごめんなさい”と言うと
すでに怒った空気で
「何！？それじゃあ、なんのことがわからないから早く入ってきなさい」とオット
すると背後でチビタが「自転車なくなっちゃったんだって！！」
と告白。

玄関にはいると、いつもは出迎えてくれない王子がわざわざ出てきて
「何？また自転車持ってかれたの？」とニヤニヤしながら言っておりました。
ふんっ！！いつのまにか、王子様は悪魔に・・・

オットにはけっこう怒られたものの、キレつつも
「じゃ、取りにいかなくちゃならないから、どこ引き取りにいけばいいか明日確認しておけ！！」

と、どうやら引き取りにいってくれそうで
けっこー優しいなあ。と思ったのでした。