おしゃべりなオトコが苦手なカノンさん。

うちのオットは口あるの？ってなくらいの無口な人です。

あ、でも仕事は営業。
人当たりはよく、家以外では必然的に話はしてるわけです。
で、本人いわく
『できれば誰とも口をきかないで生きていたいけど、
それじゃあ、食っていけないから、お客には愛想よく対応してる。
だから、一層家に帰ってきてまで口をききたくない』
だそうです。

昔はそんなオットがイヤで
“もっとおしゃべりがしたい”　みたいなことも言ってみたんだけど
20年以上一緒にいれば、そう話したいこともないし
なにせこっちも仕事から帰ってきて疲れているし
むこうも帰ってくるの遅いし、休み違うしで
必要なことは話してはいるけど、それ以上特に話しをしなくても
どってことないようなかんじでした。

で、8月から家にいるようになって感じたことは
“オトナと普通の話しがしたい”　

お休みに入ってしばらくして、
“アタシがまともに話すオトナはあなたしかいない。
子供のお母さんとかは、いろんなしがらみがあるから、
気をつかわないで話をできるのはあなただけ。
今までは話をしなくても生活できたけど、今までと一緒だと思ってくれたら困る”

とアタシがキレタわけなんですが
オットはそれからは　アタシのたわいのない話しの相手になってくれたりと感謝してはいるし
やっぱり、仕事してた時にくらべてオットの休日は二人っきりだから
話しをする量は劇的に増えたな。ってかんじで
まあ、オットはオットなりにアタシに気をつかってくれているんだね。
ってのはすごく感じているんです。

でも、やっぱりアタシは自己中だから、おしゃべりなオトコは好かんのですわ。
オットと話しをするようになった。　と言っても

話しているのは主にアタシで、オットは以前なら相槌程度だったところを
少し多めになにかしらのコメントをする。ってな具合で
要するに会話のキャッチボールを最近するようになった。
くらいなもんだったのです。

そのオットが先日めずらしく仕事の愚痴を言い始めました。
めずらしくオットから話題を提供してきたんだから
ここは誠意をもって、話しを聞こうと思ってお相手させていただいたんだけど
要するに社長のやり方が気に入らない。ってな話しで

オットもけっこー長くその会社に勤めているし
アタシも社長とは何度かあったこともあるし、話をしたこともあるし
だいたい、どんな人物かを知ってはいるんだけど
別に今に始まった話しじゃないんですよね。

で、あーあ、早く終わってほしいな。ウザイなあ。と
ずっと心の中で思っていた。ってな話し

まあ、アタシもちっちゃい人間なんで
そんなこと1年に一度あるか、ないかの話しなんだけど
まあ、すっごくウザくてイヤだった。とゆー話しをここで吐き出そうと